cogito ergo sum

Esa-Pekka Salonen指揮

Los Angeles Philharmonic

(ロサンジェルス・フィルハーモニック)

2011年録音(ライヴ)

レーベル:Deutsche Grammophon


サロネン&ロサンジェルス・フィルハーモニックによるショスタコーヴィチの「オランゴ」と第4交響曲との2枚組CDのDisk2です。


Disk1 歌劇 「オランゴ」~プロローグ(マクバーニー編)

もご参照ください。


演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


ライヴとしての疵も殆んど感じる事のない自信に満ちた演奏に聴こえます。

迫力ある展開には、ライヴらしい熱気もそこはかとなく感じられますが、楽しそうに演奏しているようにすら感じられます。

それは決して悪い事ではないのですが、やはり第4交響曲には、もう少し高い緊張感、切れ、が欲しい気がしますし、強奏場面でのスペキュタクラーさは伝わってくるものの、余り「デモーニッシュ」には感じない処がもの足りません。

とは言え、完成度に大きな不満を抱かせる様な演奏ではないとも思います。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


CDフォーマットですが、低域の量感やタイトさはかなり好感触で、迫力ある再生を楽しめる録音です。

ステージノイズ、聴衆ノイズは僅かに聴きとれる程度で、演奏を楽しむに全く問題はありません。

ライヴらしい暗騒音も、場の雰囲気を盛り立てる好ましい要因になっているように感じられ、そこから熱気が滲みでてくるかのような効果があると思います、

グランカッサの一撃など、かなりの波動を伝えてきますし、音場展開も、明瞭な定位と適度な音の輪郭で悪くはないのですが、強奏時には少し音場の混濁感を感じてしまいます。


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