cogito ergo sum Bruno Weil指揮

Tafelmusik Baroque Orchestra

(ターフェルムジーク・バロック管弦楽団)


交響曲 第82番 ハ長調 「熊」 Hob.I.82

交響曲 第83番 ト短調 「めんどり」 Hob.I.83

交響曲 第84番 変ホ長調 Hob.I.84

1994年録音

レーベル:Tafelmusik Media


ヴァイル&ターフェルムジーク・バロック管によるハイドンのパリ交響曲集のDisk1です。(アルバムは2枚組)


演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


弾力感のある生き生きとした演奏だと思います。

交響曲とは言え、ハイドンですので小編成ですが、響きには厚みが感じられ、オーケストラは一体感のあるアンサンブルを奏でます。

私はハイドンには余り馴染みがなく、恥ずかしながらパリ交響曲は初めて聴くのですが、如何にもハイドン、卒がないと言うか、創意工夫が凝らされた古典派の楽曲なのに、かなり肩の力が抜けた心地良さが得られる楽曲、演奏です。

それでも、もう少し高貴さを感じられる切れのある演奏の方が、私はハイドンをもっと楽しめる様な気もするのですが、殆んど聴いていない作曲家なので、根拠は薄いです...。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


音圧レベルが高く感じられる録音には、高い温度感があります。

躍動感をしっかりと伝えてくれる弾力のある低音が特徴的ですが、僅かにダブつきを感じます。

古楽器の響きも美しいのですが、音の見通しや輪郭はやや甘く、鮮やかさは控えめです。

左右への広がりは十分ですが、奥行き感もやや浅く感じられます。

とは言え、温かみのある響きには、リラックスしてハイドンを楽しめる雰囲気があり、決して悪い録音ではないと思います。


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