WDR Sinfonieorchester Köln
(ケルン放送交響楽団)
1996年録音
レーベル:Alto
演奏 



(評価は5つ星が満点です)
高名な指揮者ながら、全く聴いた事がない方々は多いです。
ルドルフ・バルシャイもその一人で、今回初めて聴きましたが、とても素晴らしい演奏ですね。
精緻で丁寧な演奏にも拘わらず、第4交響曲の持つ凶悪さ(デモーニッシュさ)をしっかりと表現しているように感じますし、大袈裟な処は微塵もないのに、とてもダイナミックな展開だったりします。
緊張感の高い切れのある演奏は、まさにショスタコーヴィチの第4番にはぴったりですが、そこに神経質さはなく、デモーニッシュなのに音楽的な世界を形成しているように感じます。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
音場はとても広く形成され、奥行き感も十分ある録音です。
定位も明瞭ながら、響きの交わりはごく自然で、音の切れや立ち上がり、輪郭などもかなり明瞭でありながら、無機質な印象を受けない処が素晴らしいです。
音の見通し感も優れていて、背景には木質系の静寂を宿しながらも、第4交響曲を十二分に楽しませる鮮烈さが感じられます。
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