Leipzig Gewandhaus Orchestra
(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団)
1878/80年ノヴァーク版
2010年録音(ライヴ)
レーベル:Querstand
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
ブロムシュテットと言うと、清涼感のある清潔な演奏との印象が私にはあります。
そんな印象から、ブルックナーの4番にはかなりの期待がありましたが、それに違わぬ素晴らしい演奏だと思います。
ただ、清々しさはありながらも、過分ではないスケール感、或いは力強さも印象的で、ブロムシュテットとしてはかなり力の入っている熱演とも思えますが、とても上手く纏まっているように感じます。
セッション録音と遜色のない完成度で仕上げられていると思いますし、そんな処にもゲヴァントハウス管の実力の程が窺い知れますが、「個性」と言う側面に関しては、今一つ訴えかけは低いかもしれません。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
SACDハイブリッド盤です。
楽章間の低いレベルのステージノイズから、ライヴである事は十分伝わってきますが、全体に暗騒音は殆んど感じられない録音です。
左右への広がりも十分で、その中でも定位、奥行き感も優れた録音だと思います。
ただし、音の見通し感に関しては、若干音場の手狭さを強奏時には感じる場面もあったりはします。
ティンパニの皮の質感が感じられるような粒立ちの良さや、音の輪郭も感じられますが、響きの波動が部屋を包み込むかのような強い実在感はないようにも思えます。
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