Haydn Sinfonietta Wien
(ハイドン・シンフォニエッタ・ウィーン)
1997年録音
レーベル:BIS
序曲 「ヒュドラリウスを弾く悪魔」 D.4
歌劇 「鏡の騎士」 序曲 D.11
歌劇 「悪魔の別荘」 序曲 D.84
歌劇 「4年間の歩哨兵勤務」 序曲 D.190
歌劇 「クラウディーネ・フォン・ヴィラ・ベッラ」 序曲 D.239
歌劇 「サラマンカの友人たち」 序曲 D.326
歌劇 「双子の兄弟」 序曲 D.647
歌劇 「アンフォンゾとエストレッラ」 序曲 D.732
歌劇 「謀反人たち(家庭争議)」 序曲 D.787
歌劇 「フィエラブラス」 序曲 D.796
演奏 

(評価は5つ星が満点です)
全く知りませんでしたが、シューベルトって結構な数のオペラを書いているんですね。
D.239までは、かなり古典派の様相が高く、それ以降、シューベルトらしいロマン派的な側面が表れてくる印象がありますが、D.4、D.11が1811年頃、D.326が1815年の作曲のようですので、実際にはそんなに間は開いおらず、単に思い込みかも知れませんが...。(実際にも、D.190、D.239も1815年作曲です)
オペラの内容は全く分からないのですが、序曲はそのどれもが明るい様相があり、単純にも楽しめるものですが、奥深さは余りないようにも...。
古楽器によるオーケストラによる演奏は、かなり素朴な感触が好ましくもあり、物足らなくもありと言った処で、古楽器ならではの精緻さ、繊細さも程々ならば、スケール感などもちょっと中途半端にも感じます。
とは言え、かなり珍しいアルバムの復刻ですので、もう少しちゃんと聴き込まなければいけないですね。
録音 

(評価は5つ星が満点です)
左右への広がりが素晴らしい録音で、奥行き感もまずまずです。
しかし、BISらしい凛とした佇まいを感じさせる録音ではなく、音の輪郭や見通し感は優れているとは言えないかも知れません。
静寂感は十全で、温度感もある録音ですが、艶やかさや滑らかさは余り感じられません。
古楽器のティンパニの質感などもリアルに感じられ、決して悪い録音ではないと思うのですが、オーディオを楽しませてくれる側面は低いように感じます。
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