cogito ergo sum Linos Ensemble


セレナード 第 2番

セレナード 第 1番 作品14

フルートとオーボエ、ファゴットのための三重奏曲 作品86


2008年録音

レーベル:cpo






演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


ユリウス・レントゲンのアルバムもこれでやっと3枚目で、まだ余り良くは分かってはいません。

セレナード第2番はフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンの五重奏曲ですが、それぞれの楽器がキャラクターを持った寓話を音楽にしたかのように感じる作品です。

セレナード第1番は第2番の編成にファゴット、ホルンが1名加わる七重奏曲ですが、こちらは様式を感じさせる楽曲で、最後の三重奏曲ともども、飾り気の少ないロマン派の音楽に感じます。

演奏はとても楽しそうでありながらも、しっかりとアンサンブルはまとめられています。

爽やかさを感じさせる楽曲を確かな技術で裏付けた、実に心地良く聴いていられるアルバムだと思います。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


しっかりとした音の輪郭が感じられながらも、各楽器の響きの融合も見事な録音だと思います。

定位は明瞭に過ぎず、かと言って曖昧でもない絶妙さで、透明度の高い静寂には場の自然さがあります。

恐らくファゴットだと思うのですが、キーのカチャカチャという音が時折聴こえますが、不快になる範囲ではなく、実在感に結びつく自然さがあるように感じます。

奥行き感はCDフォーマットとして標準レベルだと思いますが、音響的にも楽しめる側面を持つ好録音と言って良い出来栄えだと感じます。


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