cogito ergo sum Manfred Cordes指揮

Weser-Renaissance Bremen

(ブレーメン・ヴェーザー・ルネサンス)


2011年録音

レーベル:cpo








演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


プレトリウス家(Praetorius)は、16世紀半ばから17世紀前半にかけて続いた、ドイツの音楽家一族で、ミヒャエルはその一族で最も有名な作曲家だそうです。

HMVに解説には、『初期バロック時代の大家』と紹介されていますが、私にはルネッサンス音楽の様相が高いと感じられますが、まぁそれは知識がないからかも知れません。

清楚を音にしたらこんな風になるんだろうなと思わせる響きが魅力的な楽曲、演奏ですが、ソロあり、アカペラあり、管弦楽の伴奏(と言ってもごく少人数の管弦楽です)ありと、多彩な楽曲でもあります。

敬虔な雰囲気に溢れながらも、変にかしこまっていない演奏で、厳粛な宗教音楽と言うよりは、当時の生活に根差した好ましい質素さを感じさせてくれる演奏です。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


清潔感のある静寂を背景に、柔らかでありながらも凛とした歌唱が心地よい録音です。

左右への広がりもまずまずで、上方向への伸びもありますが、残響が長めの割には潤い感や残響そのものの美しい陰影感は今一歩かも知れません。

定位も明瞭な部類だと思いますが、金管群の響きには、少しこもった印象があり、音響的な愉悦は少ないかも知れませんが、聴いていて不満に感じる部分は少なく、悪い録音ではないと思います。


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