Freiburger Barockorchester
(フライブルク・バロック・オーケストラ)
交響曲 第38番 ニ長調 「プラハ」 K.504
交響曲 第41番 ハ長調 「ジュピター」 K.551
2006年録音
レーベル:Harmonia Mundi
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
HMVの解説をちゃんと読んでなかったので、全く事前の知識がなかった事もありますが、兎に角驚きました。
躍動感あふれる生き生きとした演奏...、なんてレベルを超越した、はじけまくったやりたい放題です。
どの楽章を聴いても、新鮮と言うか、驚きと言うか、「Prague & Jupiter The Remix!!」とでも題して欲しいほどの演奏で、クラシックを聴いていてまず口にする事のない「ぶっ飛んだ!」という感想です。
間違いなく好き嫌いははっきり分かれ、そして間違いなく初めてプラハやジュピターを聴くと言う方には、私はお薦めはしませんが、そんな破天荒とも言える演奏の背景には、とても巧みで、そして精緻なアンサンブルも感じられ、それらがあるからこそ、この演奏は価値を持ち得るのだと思います。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
弾けた演奏を十二分に楽しませてくれる温度感の極めて高い録音で、小編成の古楽オケとしては、異例の迫力を感じさせる実在感、臨場感があります。
ティンパニの強打の波動はかなりの圧力すら感じられますし、ジュピターでのホルンなど、モーツァルトを聴いているにしては特異なほどの「咆哮」が感じられたりします。
低域の量感はたっぷりで、そこには弾力感もありますので、ブーミーにはなっていません。
通常のCDフォーマットですので、強奏時のトゥッティでは、やや音場に手狭さと響きの混濁感がありますが、奥行き感もそこそこ感じられ、鮮烈さも高い録音だと思います。
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