I Solisti Di Pavia(イ・ソリスティ・ディ・パヴィア)
チェロ協奏曲 ト長調 RV.413
チェロ協奏曲 ハ短調 RV.401
チェロ協奏曲 ニ長調 RV.404
チェロ協奏曲 ロ短調 RV.424
チェロ協奏曲 ヘ長調 RV.411/412
チェロ協奏曲 ト短調 RV.416
2010年録音(ライヴ)
レーベル:Decca
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
ショスタコーヴィチの協奏曲が素晴らしかったエンリコ・ディンド。
ヴィヴァルディの協奏曲集がリリースされたので購入してみましたが、ライヴならではの熱い演奏が聴ける素晴らしいアルバムだと思います。
少しメローで滑らかさが感じられるディンドのチェロですが、最後のト短調などはかなりダイナミックで熱気に溢れる力強さで魅せます。
イ・ソリスティ・ディ・パヴィアはディンドが音楽監督を務めるイタリアの弦楽アンサンブルのようですが、詳しくは分かりません。
ライヴだと言うのに、全くアンサンブルに乱れもなく、鮮やかな演奏で、ディンドのチェロを盛り立てています。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
ライヴだと言う事を感じさせる場の雰囲気がありますが、演奏中、或いは楽章間の静寂を阻害するような聴衆ノイズはほぼ皆無に保たれていて、美しい残響が堪能できる録音です。
難を言えば、ライヴである為か、演奏のスタートは事前のノイズをギリギリまでカットしたかのように、少し唐突に始まり、演奏後の拍手は残響が消え入る前に湧き起こってしまいますが、演奏そのものの録音で言えば、とても素晴らしいレベルだと思います。
鮮やかな音の立ち上がりと見事なまでの音の輪郭は、残響が豊かであるにも関わらず翳りが全くなく、弾力感に溢れた豊かなコントラバスなどの低域も魅力的な響きです。
定位もぴたっと決まっており、楽曲により多少感触は異なりますが、ディンドのチェロへのフォーカス感にも優れていて、実在感、温度感も高い録音です。
ディンドのブレス音は多少気になったりはしますが...。
(画像をクリックしていただくと、HMVの当該サイトへリンクしています。)
