cogito ergo sum Katia Plaschka (S), Anne Bierwirth (A)

Christian Dietz (T), Markus Flaig (Bs-Br)

Nicolo Sokoli指揮

Marburg Bach Choir (マルブルク・バッハ合唱団)

L' arpa festante (ラルパ・フェスタンテ)


マニフィカト ニ長調 ZWV108

生誕ミサ ニ長調 ZWV8

詩編109 「主はわが主に言いたまいぬ」 ニ長調 ZWV68


2011年録音

レーベル:Genuin


演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


マニフィカトは、管弦楽の序奏の後、ソプラノのソロで始まるのですが、カーティア・プラシュカの清楚で可憐とさえ言って良い歌唱がとても魅力的です。

最近聴きだしたゼレンカですので、詳しくなど全くありませんが、工夫を凝らされているにも拘らず、堅苦しさや近づき難さを一切感じさせない朗らかで涼やかな楽曲です。

ソプラノのプラシュカ(こんなお名前ですがドイツ人みたいです)だけでなく、アルト、テノール、そしてバリトン-バスのソロ陣、そして合唱陣も透明度が感じられる歌唱が素晴らしく、古楽オケの演奏にも十分な実力とアンサンブルの確かさが感じられます。

聴き手を圧倒するかのようなこれ見よがしの演奏ではなく、教会で行われる肩の凝らない気さくな演奏会に招き込むかのような雰囲気がします。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


教会での録音らしく、比較的長い残響が美しいのですが、少し音の輪郭を覆っている、或いは音の見通しを阻害している印象もあります。

響きは左右、上方向に伸びていますが、音場そのものは中央に集まり気味で、オケは少し右に定位します。

ヴァイオリンなどの弦楽陣がかなり右に位置しているように聴こえ、違和感とバランスの悪さを感じますが、そもそも定位に関しては余りはっきりくっきりと言う録音ではないように思います。

決して悪い録音ではありませんが、実在感も余り高くはないように感じます。


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