私が使用しているプリ・アンプ、LuxmanのC-800fにはバイ・アンプ・モードという設定があります。

これは入出力をアンバランス(RCA)で接続した際にのみ有効な設定ですが、高域側に繋いだアンプへの出力を左右個別に±6dbの範囲で調整できる機能です。

しかし、私は同一のモノラル・パワー・アンプを4台使用してバイ・アンプ駆動していますので、この機能は余り関係がないと思いこみ、今まで利用していませんでしたし、SACDプレイヤーからプリ・アンプへの接続は、バランス(XLR)で接続していました。

(パワーアンプはRCAしか入力端子がないのでアンバランス接続です。)


しかし、LuxmanのHPには、『ラックスマンでは音質や音色の両面から、プレーヤー→プリ→パワーといった機器間の配線を、バランスかアンバランスのどちらかに統一していただくことをおすすめします。』とあります。

試しにSACDからの接続をアンバランスで接続して暫く聴いてみたのですが、メーカーの言及通り、やはりこちらの方が音の見通しが若干良く、左右のセパレーションも向上した様に感じられます。


ただ、手持ちの余っていたRCAケーブルは、LuxmanのJPX-10000Rしかありませんでした。

SACDからの出力電圧はXLR=5V、RCA=2.5Vと異なるので、ボリュームは少し上げなければなりませんが、ボリュームを上げても力感がやや減じられた印象もありました。

これはケーブルの力量差(バランス接続時はAcrolinkの7N-A2070を使用していましたから)とも思え、思い切って新しいRCAケーブルを購入しました。


Acrolink 8N-A2080Ⅲ Evolution

cogito ergo sum

このケーブルの最大の特徴は8Nと言われる99.999999%の純度を誇る銅線を使用している事にあります。

その他にも端子やケーシングにも工夫があるのでしょうが、余り良くは分かっていません...。

事前の試聴を行う事もなく、Acrolinkを信じての購入です。(笑)



cogito ergo sum
Acrolinkのちょっとシャープな印象のある外箱の中には


cogito ergo sum
高級感のある木の箱が入っています。

(今回は黒塗りですね、因みに7N-A2070は茶色でしたが...)


cogito ergo sum
こんな立派な木箱は不要との声も高いのでしょうが...。


接続して直ぐの再生にも関わらず、温度感が高いと言うか、実在感が素晴らしい言うか、聴感上のエネルギーの向上が感じられます。

音像がスピーカーから若干手前に形成される印象で、従来通りの奥行き感を残したままですので、全体としては音場形成に厚みが増した印象もあります。

音の輪郭や粒立ちも僅かに向上した印象ですが、残響の自然な減衰をより美しく聴かせてくれます。

ダブつきのない力感の向上が、個人的にはとても気に入りました。

又、音場には今までになかった静寂感があり、S/Nがかなり向上している印象もあります。

まだまだ鳴らし込んでいないので、その実力の片鱗でしかないと思いますが...。


今現在、プリ・アンプからパワー・アンプへの接続には、Acrolinkの7Nケーブルである7N-A2070を使用していますが、出来ればこちらも変えたい位です。

しかしバイ・アンプですので2組必要となると結構な出費...、今しばらくは我慢ですね...。(笑)


と言っても、世界限定(大袈裟だなぁ...)250セットの販売なので、余りゆっくりしていると手に入らなくなるかもしれません。(RCA、XLR各250セットです)

私が注文した際の在庫に関しては、「今しばらくは大丈夫」との確認は貰っていますが...。