試聴機のXP-30で聴ていますので、評価はいつも以上に当てになりません
Grieg - 弦楽四重奏曲 ト短調 作品27
Brahms - クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115
Jörg Widmann (cl)
2011年録音
レーベル:Myrios
演奏 

(評価は5つ星は満点です)
ハーゲン四重奏団の新譜ですが、聴いていて少し退屈な印象を持ってしまいました。
技術的には何ら不足もなく、アンサンブルも見事に整っていますが、それでも、確かな技術だけが音楽を楽しませてくれる訳ではない事を感じさせる演奏で、楽曲に対する想いが余り私には感じられませんでした。
それはブラームスのクラリネット五重奏曲にも顕著で、何よりクラリネットの存在感が極めて薄く、第1楽章などは弦楽陣の響きに圧倒されっぱなしです。
最晩年のブラームスの楽曲が持つであろう、秘められた苦悩と哀しみの様なものを聴いてみたいと思うのですが、上手いのに深みはない、そんな演奏に感じてしまいました。
録音 

(評価は5つ星は満点です)
SACDハイブリッド盤ですが、録音も余りぱっとしません。
奥行き感がさほど感じられず、定位は明瞭ながらも強奏時には響きの混濁がなくもないような...。
上述していますが、クラリネット五重奏曲ではかなりクラリネットへのフォーカスが悪く存在感が希薄な印象。
モノトーンの石質系の手触りが感じられたりしますが、これはXP-30のキャラクターの一つかもしれません。
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