Bruckner - 弦楽五重奏曲 ヘ長調
Schubert - 幻想曲 ヘ短調 D.940
(弦楽六重奏版:フィルミアン・レルマー 編)
2008年録音
レーベル:Paladino
演奏 
(評価は5つ星が満点です)
どうもブルックナーの楽曲を聴いているような気にもならず、ちょっと退屈な印象を受けてしまう演奏です。
別に演奏が下手だとは思いませんが、楽譜の表面だけをなぞっているようにも感じられ、本来、交響曲のエッセンスが凝縮されているブルックナーの五重奏曲の妙味、深みに対して、踏み込めていないと思います。
演奏に乱暴さなどがある訳でもないのですが、弦楽の響きにも余り美しさを感じられません。
それはシューベルトの4手のためのピアノ曲の編曲版である幻想曲でも同様で、私は原曲を聴いてもいないのですが、それでもシューベルトの歌心がある様には感じない演奏だったりします。
録音 

(評価は5つ星が満点です)
音圧レベルが少し高い録音で、5dbほど通常より音量を下げて聴きました。
私のシステムでは珍しく高域に厳しさを感じさせるヴァイオリンの響きだったりしますが、それは演奏に拠るものなのかもしれません。
定位は比較的明瞭と言って良いのですが、これまた珍しく横一列に各楽器が並んで演奏しているような音場再現で、奥行き感に乏しくかなり平面的だったりします。
僅かながらも乾燥した響きにも感じられ、左右への広がりはあるものの、各楽器の交わりの様な感覚は得られない録音だったりもします。
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