Sinfonieorchester Aaechen
(アーヘン交響楽団)
1865/66年リンツ稿
2011年録音(ライヴ)
レーベル:Coviello
演奏 

(評価は5つ星が満点です)
ここが悪い、或いはマズイと言った明確な部分はありませんが、全体にピンと来ない演奏ってたまにありますが、まさにここでの演奏がそれです。
少し早目のテンポかなとも思えますが、それそのものには問題はありません。
ライヴ録音としての疵もなく、アンサンブルに乱れがあったり、縦糸がずれていたりする訳でもないのですが、すっきりした感触が得られない演奏に感じます。
ボッシュ&アーヘン響はこれでブルックナーの全集を完成させた様ですが、余りブルックナーを掴んでいるようには感じられない演奏です。
6番は聴いていますが、ブログを読み返してみると、やはり楽曲全体を通じての構成を詰め切れていない印象があったようで、ピンと来ない理由はそんなところにあるのかも知れません。
録音 

(評価は5つ星が満点です)
SACDハイブリッド盤ですが、その恩恵、或いはフォーマットの素晴らしさを余り感じられません。
左右への響きも余り広がらず、残響はそれなりに響きに潤い感を与えていますが、その分、音の輪郭を不明瞭にもしている印象があり、奥行き感には滲みを感じます。
ライヴとしてはステージノイズも聴衆ノイズも殆んど聴きとれませんが、場の鬱蒼とした雰囲気が背景に感じられ、見通し感も優れているとは言えません。
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