Wiener Philharmoniker
(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)
1983年録音(ライヴ)
レーベル:Altus
1983年8月10日のザルツブルク祝祭大劇場でのコンサート録音の2枚組アルバムです。
2枚目はブルックナーの交響曲第9番です。
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
実に堂々とした演奏には、オケの自信、そしてサヴァリッシュの確信が感じられます。
モーツァルト最後期交響曲とは言え、弦の響きにベートーヴェンを連想させるような厚み、力強さを宿しているのが特徴的な演奏だと思いますが、勿論、狙っての事でしょう。
重厚さを醸し出すモーツァルトの交響曲の演奏スタイルは、昨今では余り期待されない、或いは目指されない方向性での演奏かもしれませんが、聴いていて全く不快感はなく、少し懐かしい安堵感もあったりします。
録音 

(評価は5つ星が満点です)
温度感も高く、ウィーンフィルの美しい弦楽の響きを楽しめる録音だと思います。
しかしながら聴衆ノイズが少なくはなく、演奏を台無しにするほどではないですが、気にはなる範囲です。
音場は少し中央に集まり気味で、左右への広がりは余り感じられませんが、定位は悪くありません。
低域の量感もたっぷりしたものが感じられますが、タイトさはやや甘い気もします。
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