キティちゃん(>_<)貸出試聴機Corusで聴いていますので、評価はいつも以上に当てになりませんキティちゃん(>_<)


cogito ergo sum

Academica String Quartet


弦楽四重奏曲 第 1番 ハ短調 作品9

弦楽四重奏曲 第 2番 ホ長調 作品10


1993年録音

レーベル:Dynamic Delizie Musi







演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


ヴァイオリン協奏曲が有名なブルッフですが、私にとっては聴く機会が余り多くない作曲家です。

別に嫌いとかではないのですが、これと言った特徴、個性を見いだせていないと言った感じです。

弦楽四重奏曲は、まだブルッフが21~2歳の頃に作曲された作品で、1859年、60年に書かれています。

既にベートーヴェン(1827年没)、シューベルト(1828年没)、メンデルスゾーン(1847年没)、シューマン(1856年没)も世を去り、ブラームスがピアノ協奏曲第1番を完成させている時代に書かれた作品ですが、私には古典派の雰囲気を残す楽曲に聴こえます。

しかし、特に第2番などは美しい第2楽章、スケルツォ的な第3楽章など、とても楽しめる楽曲だと思います。

アカデミカ弦楽四重奏団の演奏は、アンサンブルに乱れなどはないのですが、表現の幅が狭いように感じられ、ちょっと平板な印象を受けてしまいます。

デュナーミクやアゴーギクを殆んど用いないからそう感じるのか、柔らかな手触りの演奏ですが、もう少し情緒的な表現をした方が、楽曲は楽しめるのではないかと思います。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


弦楽四重奏曲としては特筆できる左右への広がりですが、上方向への伸びが余り感じられません。

その左右への広がりも、妙にセパレーションの良さを感じるもので、結果的にはスピーカーの存在感が終始消えない感触です。

その分、定位は良いのですが、中央部の響きの厚みが希薄に感じられます。

鮮やかさも今一歩の録音で、音の切れや粒立ちもちょっと物足らない印象です。


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