cogito ergo sum Mariss Jansons指揮

Luba Orgonasova (S), Christian Elsner (T),

Gustav Belacek (Bs)

Chor und Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks

(バイエルン放送交響楽団&合唱団)


Schubert - ミサ曲 第 2番 ト長調 D.167

Gounod - 聖チェチーリア祝日のための荘厳ミサ曲


2007年録音(ライヴ)

レーベル:Br Klassik



演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


う~ん、どうなんでしょ、この演奏。

決して悪い演奏ではないのですが、やはりコンサートとして取り上げているからかも知れませんが、私が宗教曲に期待する「敬虔さ」「荘厳さ」などの要素が余り感じられません。

特にシューベルトのミサ第2番では、ソリストが私の好みではなく、ソプラノは張り切りすぎてヴィブラートが宗教曲にそぐわないですし、テノールは籠り気味、バスも不必要な演出が鼻に付く印象です。

グノーの楽曲ではソロの場面が少ないので、そんなには気になりませんが、グノーの楽曲としてはやはり宗教色が低く感じられます。

勝手な期待と先入観からの結果ですが、ちょっと残念な演奏だと思ったりします。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


ライヴ録音としての場の雰囲気が背景の暗騒音に高く感じられ、それはシューベルトの楽曲で特にそう感じますが、ノイズ成分は多くはないと思います。

しかしながら全体的にややもっさりした印象を受ける録音で、音の輪郭や切れには鮮やかさが足りない印象。

ヘラクレスザールの残響が一つの売りなのかも知れませんが、残響の美しさよりも不明瞭な響きの方が気になってしまう事も確かです。

演奏同様、決して悪い録音とは言えませんが、音響的な愉悦には物足らない部分が多いと思います。


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