Joanne Lunn (S), Daniel Taylor (A),
Johannes Kaleschke (T), Thomas E. Bauer (Bs)
Kammerchor, Barockorchester Stuttgart
(シュトゥットガルト・バロック管弦楽団、合唱団)
2008年録音
レーベル:Carus
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
純然たるバロック音楽のミサ曲ですが、重さや暗さを感じさせる部分は殆んどなく、明るく、時として爽やかな華やぎさえ感じられる楽曲、演奏です。
煌めきが感じられる響きには、荘厳な調べとと言うよりも、華やかな安らぎが宿っているように思われます。
演奏はとても丁寧、アンサンブルも見事ですので、良い意味での過不足の無さを感じます。
ソリストの歌唱にも、わざとらしい演出や意図が皆無で、伸びやかでとても美しい、ソプラノ、そしてアルトは特に印象的です。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
左右に大きく広がる音場には、確かな場の背景が暗騒音として感じられますが、ノイズには感じません。
ソリストへのフォーカスが若干強すぎるようにも感じますし、CDフォーマットですので、ソプラノの高域の響きには少しキツさがありますが、全体としては素晴らしい録音に類せられるものだと思います。
教会(ロイトリンゲン福音主義教会)での録音とクレジットにあり、それらしい豊かな残響が美しいのですが、その分、僅かに音の輪郭には明瞭さを欠く処もあります。
しかしそれは些細な部分であり、楽曲を楽しむに何ら不足のない録音だと思います。
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