cogito ergo sum Jenö Jandó (p)


4つのピアノ小品 BB27 Sz.22

交響詩 「コッシュート」 - 葬送行進曲(ピアノ編) BB31 Sz21a

断片 BB38

2つのエレジー 作品8b BB49 Sz.41

ピアノの初歩 BB66 Sz.53


2008年録音

レーベル:Naxos




演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


1952年、ハンガリーに生まれたピアニスト、イェネ・ヤンドーのバルトークピアノ作品集の第6集ですが、私はヤンドーは初めて聴くピアニストです。

楽曲的にはバルトークの初期の作品集らしく、HMVの解説に拠ればリストの影響を受けている事は間違いないとの事ですが、リストも余り聴いていないのて、私には余りピンときません。

短い18の楽曲から成る「ピアノの初歩」に関しては、私にも明らかに子供のための教材として書かれたであろう事は分かるのですが、そんなに楽しい楽曲とも思えず...。

ヤンドーは音の処理がとても丁寧ですが、少し無機質な印象をその響きに感じます。

そんな点はバルトークにマッチしている、或いはバルトークの楽曲を弾くにあたってそのようなスタイルを採っているのかもしれませんが、少しその音色に質量感が足りない印象です。

とは言え、バルトークに関しても、まだまだ何も分かっていない私です...。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


決して悪い録音とは言えませんが、特筆できるほどのものもありません。

静寂さに関しては素晴らしいレベルとも言えますが、奥行き感が少し狭く、左右への響きの広がりにも、若干の物足りなさを否めません。

楽曲がそう思わせるのか、演奏スタイルがそうなのか、録音にもモノトーンの印象があり、鮮やかさや躍動感に関しても、かなり控えめです。


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