cogito ergo sum Vladimir Fedoseyev指揮

Wiener Symphoniker

(ウィーン交響楽団)


2010年録音(ライヴ)

レーベル:NEOS


2010年オーストリア・ブレゲンツ音楽祭で行われたヴァインベルグの大規模な回顧作品展のライヴです。



録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


HMVの解説に拠ると、『記憶』と名づけられたこの曲は第二次世界大戦とソビエト亡命後のユダヤ人迫害、スターリン圧政下の苦難の思い出が反映されていると作曲者は述べているそうです。

この交響曲にもショスタコーヴィチの影響、似通った作風が感じられますが、単なる「類似」ではない処が、ワインベルグの評価されているところではないかと思います。

ライヴでの一発録りのようですが、演奏も極めて完成度が高く、緊張感溢れる楽曲の魅力を十二分に伝えてくれる演奏です。

この楽曲はフェドセーエフに献呈されているそうですが、それに恥じない指揮、演奏だと思います。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


ライヴ録音ですので若干の聴衆ノイズはありますが、極めて実在感と鮮やかさの高いSACDハイブリッド盤で、響きの輪郭は、必要な交わりを保ちながらも明確で、定位の良さも、奥行き感も抜群です。

コンサートの場の雰囲気は、その暗騒音に十二分に感じられますが、それは却って心地よい緊張感を高めると言う好結果に結びついていると思います。

ライヴですが、演奏後の拍手は録音されていません。


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