Eva Steinschaden (vn), Alexander Vavtar (p)
ヴァイオリン・ソナタ 第 2番 イ短調 D.385
ヴァイオリン・ソナタ 第 1番 ニ長調 D.384
ヴァイオリン・ソナタ 第 3番 ト短調 D.408
2010年録音
レーベル:Extraplatte
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
1996年にザルツブルグのモーツァルテウム大学の卒業生同士のデュオとして結成されたnota beneに拠るアルバムです。
僅かに金属的で現代的な響きをヴァイオリン、そしてピアノにも感じたりはしますが、鋭利であったり冷たかったりする印象はありません。
シューベルトらしい、優しくも素朴で美しいヴァイオリン・ソナタを、不必要な抒情性に耽るのではなく、少しあっさり気味に、それでいて丁寧なアプローチで展開する二人の演奏には好感が持てます。
木質系の暖かさは余り感じられませんが、すっきりした透明度のある演奏だと思います。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
「背景の静寂」などという言葉が不似合いなほど、CDながらSACDに近い自然な音場展開が感じられます。
定位も比較的明確な方だと思いますが、そこにも不自然さはなく、上方向への伸びやかさもあります。
楽器の質感や演奏を視覚的にイメージさせるほどの実在性は得られませんし、滴るような潤い感も無いのですが、好ましい端正さが感じられる録音です。
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