cogito ergo sum Harry Christophers指揮

Handel and Haydn Society

(ヘンデル&ハイドン・ソサエティ)

Elizabeth Watts (S), Phyllis Pancella (A),

Andrew Kennedy (T), Eric Owens (Bs-Br)


アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618

レクイエム ニ短調 K.626

この美しい手と瞳のために K.612

Eric Owens (Bs-Br), Robert Nairn (cb)

2011年録音(ライヴ)

レーベル:Coro


演奏 ☆☆ (評価は5つ星が満点です)


私にとってはとても速いと思えるテンポ設定で、乱暴とまでは言いませんが、およそ「レクイエム」には似つかわしくない躍動感がある演奏です。(レクイエムの演奏時間は42分7秒です)

不必要に力強く、そして厚化粧のソリストたち。

オケの演奏も、テンポの速さに焦燥感を感じる場面も多く、合唱にさえ落ち着きのなさを否めません。

後半部分には厚化粧も焦燥感も薄れてきますが、個人的な嗜好で言えば、好ましい演奏ではありません。

「この美しい手と瞳のために」はオーケストラの伴奏に、コントラバスのオブリガード付きのバス=バリトン独唱曲で、かなり珍しい録音ではないかと思います。

演奏前にコントラバス奏者のRobert Nairnによる解説も収録されていますが、私の拙い英語力ではちょっと良く分かりませんでした...。(恥)


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


ライヴ録音ではあるにせよ、背景の暗騒音のレベルが高く感じます。

それは「ステージ・ノイズ」や「聴衆ノイズ」ではないのですが、静寂感が得られない印象です。

温度感にはライヴらしさを感じる場面も多いのですが、少し整理が足りない音場再現で、奥行き感も今一歩のように思えます。


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