cogito ergo sum Jean-Guihen Queyras (vc)

Akademie Für Alte Musik Berlin

(ベルリン古楽アカデミー)


Vivaldi - 歌劇 「テンペのドリッラ」 RV.709より 「シンフォニア」

Vivaldi - チェロ協奏曲 ト短調 RV.416

Caldara - シンフォニア 第12番 イ短調 「我らの主、イエス・キリストの受難」

Vivaldi - チェロ協奏曲 ヘ長調 RV.412

Vivaldi - 弦楽のための協奏曲 ハ長調 RV.114

Vivaldi - チェロとファゴットのための協奏曲 ホ短調 RV.409

Vivaldi - 協奏曲 ニ短調 RV.565

Vivaldi - チェロ協奏曲 ロ短調 RV.424

Caldara - シンフォニア 第 6番 ト短調 「苦痛を受けし聖エレナ」

Vivaldi - チェロ協奏曲 イ短調 RV.419

2010年録音

レーベル:Harmonia Mundi


演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


ヴィヴァルディより8歳年上のアントニオ・カルダーラ(Antonio Caldara, 1670 - 1736)のシンフォニアを2曲含みますが、ジャン=ギアン・ケラスのチェロが主役のアルバムです。

豪華で美麗なバロック音楽を十分に楽しめる演奏ですが、華美さが鼻に付かないのがとても良いと思います。

チェロの響きにも華やぎが感じられますが、確かな技術が毛羽立ちのある古楽器の響きをまろやかにしているようにも感じられます。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


響きは左右に良く広がっていますが、各楽器の確かな定位が聴きとれ、音の粒立ちも良いと思います。

鮮やかで「絢爛豪華」な印象さえ与える録音ですが、それが行き過ぎて鋭利になっていないところが、ハルモニア・ムンディらしさと言った処でしょうか。

低域の豊かさも十分で、主役のチェロへのフォーカスも絶妙と言えますが、実感に関しては少し物足りないかもしれません。


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