cogito ergo sum Sándor Végh指揮

Camerata Academica Des Mozarteus, Salzburg

(ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ)


交響曲 第 8番 ロ短調 「未完成」 D.759

交響曲 第 9番 ハ長調 「ザ・グレート」 D.944

1994年録音

レーベル:Brilliant

ブリリアントからリリースされたシューベルトの交響曲全集です。

第1番~第4番はグッドマン&ハノーヴァー・バンド、第5番~第9番はヴェーグ&ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカによる演奏となる4枚組ボックスセットです。


Disk1 交響曲 第1番 / 第2番

Disk2 交響曲 第3番 / 第4番

Disk3 交響曲 第5番 / 第6番 もご参照下さい。


演奏 ☆☆ (評価は5つ星が満点です)


う~ん、5番&6番は良かったんですけどねぇ...。

シューベルトの交響曲でも私は重量級に感じる8番、9番、編成が小さいと思われるモーツァルテウム・カメラータ・アカデミカには荷が重いのでしょうか。

アプローチは至極まともで、演奏にも熱気と丁寧さは感じられます。

しかし、編成の小ささを隠すかのような力演は、却って乱暴さと響きのばらつきを印象付けます。

録音の悪さにも大きく足を引っ張られているとも感じますが、まだ煮詰めきっていない通しのゲネプロを聴いているような気分になったりします。


録音 ☆☆ (評価は5つ星が満点です)


どこにも「ライヴ」との記載はありませんが、ステージノイズも聴衆ノイズもかなり気になる範囲で収録されていて、演奏も途切れなく進められているようなので、本来はライヴではないかと思います。

その分、温度感は高く、実在感も殊のほか高いのですが、それは悪い方向で作用しており、響きの悪いホールでのライヴ、或いは練習スタジオでの、それこそ通しのゲネプロを録音したかのように感じます。

グレートの冒頭のホルンなど、かなり奥まって、しかもこもった響きだったりします。

そんな処を除けば、音の見通し感も悪くはないのですが、万が一これがセッション録音だとすると、余りにも配慮のない録音と言わざるを得ません。


(画像をクリックしていただくと、HMVの当該サイトへリンクしています)