cogito ergo sum Alexander Titov指揮

St. Petersburg State Academic Symphony Orchestra

(サンクト・ペテルブルク交響楽団)


2010年録音

レーベル:Northern Flowers


Northern Flowersのシリーズ「戦時の音楽」vol.16です。






演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


所々にロシアならではの旋律、そして所々にダイナミックでスペキュタクラーな迫力が内包された交響曲第7番。

馴染み難さはないものの、全体としては掴み処がないと言うか、交響曲としての構成感が足りない印象です。

短い7曲からなる映画音楽「陽気な種族」は、蜂の生態を描いた自然科学ドキュメンタリー映画のサウンド・トラックのために作曲されたものだそうですが、こちらは場面の移り変わりが結構楽しめます。

演奏も熱気あふれる力強いものですが、楽曲に対しての理解が出来ていない私には、少しとりとめがないようにも感じたりします。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


Northern Flowersらしい、熱気と実在感を与える録音には、力強い迫力もあります。

定位も明確で、音の立ち上がりや粒立ちもしっかりしていますが、「美音」を感じさせるような仕上がりとなっていないのが残念です。

楽曲の印象からか、或いは演奏がそうなのかも知れませんが、伝わってくる熱気に暑苦しさを多少覚えますし、ノイズなどは聴きとれませんが、凛とした静寂感が得られないという印象もあったりします。


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