Les Pages Et Les Chantres Du Centre De Musique Baroque De Versailles
(レ・パージュ&レ・シャントレ・ドゥ・サントル・ドゥ・ムジーク・バロック・ドゥ・ヴェルサイユ)
Orchestre des usiques anciennes et à venir
(オルケストル・デ・ムジーク・アンシエンヌ・エタヴニール)
2010年録音(ライヴ)
レーベル:K617
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
フランスの作曲家・指揮者・聖職者であるアンドレ・カンプラ (André Campra, 1660-1744)は、スカルラッティと同じ歳なんですね、初めて聴きましたが、とても素晴らしい楽曲だと思います。
とても編成の小さな管弦楽と合唱団による演奏には、手作りの温かさが感じられ、敬虔な雰囲気はありながらも必要以上に荘厳さを持たないカンプラの宗教曲にはぴったりかも知れません。
アンサンブルには多少のほつれがあったり、縦糸が微妙にずれたりしていると感じる場面もありますが、それ以上に普段着で心置きなく楽しめる演奏で、ゆっくりと流れる時間が心地よいです。
ライヴであっても全く聴衆ノイズが聴きとれず、そのマナーの良さも光ります。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
K617などというソ連の潜水艦の型式のような名前のレーベルですが、古楽を中心にかなり多くのリリースがあるみたいですね、このレーベル。
実在感の高い録音には、演奏が少人数だからだけではないきっちりとした定位も感じられます。
レクイエムとアニュス・デイには、少しばかり低域の量感に弛緩した感触もありますが、「主がシオンの繁栄を回復されたとき」に関しては、CDフォーマットではこれ以上を望めないほどの素晴らしい録音です。
全体的に音の見通しも優れ、残響も長めなのですが、その広がりがとてもワイドです。
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