2010年録音
Lucie Hájková (S), Zemlinsky Quartet,
Josef Klusoň (va), Michal Kaňka (vc)
チェロ・ソナタ イ短調 2011年録音
Vladimir Fortin (vc), Jaromír Klepáč (p)
弦楽五重奏のための二つの小品 2010年録音
Zemlinsky Quartet, Josef Klusoň (va)
チェロとピアノのための3つの小品 2011年録音
Vladimir Fortin (vc), Jaromír Klepáč (p)
レーベル:Praga
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
ツェムリンスキーは余り人気の作曲家とは言えないかも知れませんし、同世代の作曲家、例えばラフマニノフほどの薫り立つほどのロマン派の様相がある訳もないのですが、不必要に飾り立てない、親しみやすい楽曲を書いていると感じます。
編成的に、或いは構成的にユニークな楽曲が並ぶ室内楽曲集ですが、、どの曲も愛らしさをも感じる爽やかなロマン派の楽曲です。
演奏も清々しさを感じさせる力みのないものです。
個人的には、チェロ・ソナタはツェムリンスキー四重奏団のチェリスト、Vladimir Fortinよりも、プラジャーク四重奏団のチェリスト、Michal Kaňkaで聴いてみたかった気もしますが、Vladimir Fortinの演奏にも柔らかで穏やかな優しさが感じられ、不満がある訳ではありません。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
SACDハイブリッド盤です。
見通しの良さとあくまでも自然な音場再現はSACDならではと言え、定位の明瞭さも素晴らしいです。
ピアノの響きに音の粒立ちの良さ、瑞々しさを強く感じますが、弦楽陣やソプラノの歌唱にも、十分な潤いと明確な音の輪郭を感じ取れます。
派手な音響的な愉悦を提供するような録音ではありませんが、ゆったりとツェムリンスキーの室内楽を十分堪能出来る好録音だと思います。
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