cogito ergo sum Murray McLachlan (p)


ピアノのためのトッカータ

ピアノのためのポエム

ピアノのための2つの小品

ピアノのためのソナチネ

子どものための10の小品

ピアノ・ソナタ

「仮面舞踏会」より ワルツ


1992年録音

レーベル:Alto


演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


マーレイ・マクラクランはスコットランド生まれのピアニストで、確かではありませんが1965年生まれのようですので、既に中堅~ベテランに類される演奏家かも知れません。

既に40枚以上のアルバムをリリースしているようですが、かなりマイナーな作曲家の作品が大半みたいです。

ほんの少しジャズのテイストも感じられるハチャトゥリアンのピアノ作品は、音数の多い印象を受けますが、小難しさは一切なく、これまた仄かなフランス印象派の雰囲気もあったりします。

過不足なく演奏するマクラクランですが、少し小粒で音色の多彩さに欠ける印象もあり、80分に近いこのアルバムでは、少し退屈してしまう側面も否めません。

とは言え、余りリリースされる事のないハチャトゥリアンのピアノ作品は貴重かも知れませんね。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


とても高い潤い感が好ましい録音ですが、音場は中央に集まり気味で、左右や上方向への響きの広がりは物足りないと感じます。

モノクロームの静寂に波打つ波紋の様な響きはそれなりに美しいのですが、潤い感は音の粒立ちや輪郭を少し曖昧にしているようにも思います。

奥行き感も今一歩で、決して悪い録音ではありませんが、音響的な愉悦は余り得られないかも知れません。


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