cogito ergo sum Dominik Susteck (org)


2008年録音

レーベル:Wergo










演奏 ☆☆ (評価は5つ星が満点です)

う~ん、これを「音楽」と呼ぶのでしょうか...。

HMVの解説に拠ると、『シュトックハウゼンの「星座のための12のメロディー(ティアクライス)」は、もともとはオルゴールのために生まれた音楽で、前衛的なところがほとんどありません。もちろんハーモニーは古典のものとは少々趣が異なりますが、メロディーと伴奏という伝統的で明確な構成をとっています。』とあるのですが、個人的にはかなり前衛的だと感じますし、正直、効果音の連続としか聴こえません...。

現代音楽には余り抵抗がない方だと思っていたのですが...、う~ん...。

しかし、オルガンとは思えないような音も聴こえてくる、と言うより、いきなりチャイムのような音から始まり、シンセサイザーではないかと思える部分も多いです。

『オルガン・マニアの間では有名なケルンの聖ペーター教会のオルガン』だそうですが、電子的な処理をしなくても、ここまで多彩な音を出せるオルガンって凄いですね。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


オルガンの楽曲で良く聴こえてくるのですが、ここでの録音にも送風音と思われる音が終始聴こえてきます。

それ以外にもセッション録音なのにノイズ成分が多いようにも感じます。

変幻自在とも言える聖ペーター教会のオルガンの響きが鮮やかに再現されていて、音の輪郭、粒立ちなどは一級品ですが、楽曲そのものに馴染めたいためか、単純に音響的な愉悦に浸れない面が私にはあります。


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