Symphonieorchester Des Bayerischen Rundfunks
(バイエルン放送交響楽団)
1887-1896年ノーヴァク版
1999年録音(ライヴ)
レーベル:Br Klassik
マゼール&バイエルン放送響による0~9番までのブルックナー交響曲全集のDisk11です。(全集は11枚組)
順番は無作為に聴いています。
Disk6 交響曲 第 6番 イ長調 もご参照下さい。
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
私が持っている中では、チェリビダッケ&ミュンヘン・フィルの1時間17分強という驚異的な演奏時間に次ぐ1時間10分を越える長さ...、特に第1楽章はとても遅いと感じる演奏で、31分を越えています。
遅いテンポそのものに、私は抵抗はないのですが、残念ながらここでの演奏の場合、効果的である場面とそうではない場面とが如実に分かれていて、全体として成功しているようには思えません。
空中分解してしまいそうな危うさを見せる場面がアダとなっている第1楽章ですが、第2、第3楽章が素晴らしいだけにとても残念にも感じます。
特に第3楽章はとても素晴らしい演奏で、ややゆっくり目のテンポで、ブルックナー音楽の集大成とも言える第9交響曲を厳かに、雄大に、そして悠久の彼方に消え入るかのように締めくくります。
録音 

(評価は5つ星が満点です)
ライブ録音ですので若干の聴衆ノイズは仕方ありませんし、それは気になるほどでもありません。
ステージノイズは極めて低く、全体的には静寂が支配するコンサートの雰囲気が漂う録音です。
定位も良く、音の交わりも心地よい印象ですが、音の切れや立ち上がりは鮮烈とは言い難いかも知れません。
しかしながら、あくまでも木質系の手触りをイメージさせる録音には、適度な奥行き感もあり、仄かな熱気も感じられます。
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