cogito ergo sum Alexander Chaushian (vc), Yevgeny Sudbin (p)


Rachmaninov - チェロ・ソナタ ト短調 作品19

Borodin - チェロ・ソナタ ロ短調

Shostakovich - チェロ・ソナタ ニ短調 作品40

Rachmaninov - ヴォカリーズ 嬰ハ短調

(アナトリー・ブランドゥコフ編) 作品34-14


2010年録音

レーベル:BIS




演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


チェリストのアレクサンダー・チャウシャンは1977年のアルメニア生まれだそうですので、中堅チェリストに類されるのかもしれません。

チェロ・ソナタ集にも拘わらず、HMV掲載の解説にもピアニストのエフゲニー・ズドビンのピアノが光る演奏との記載があり、実際にもチェロの存在感は低いかも知れません。

ジャケットですらチャウシャンが脇役に見えるのは気のせいかも知れませんが、もっと朗々としたチェロの響きを堪能したかったと言うのが正直な感想です。

とは言え、ズドビンがしゃしゃり出ている印象はなく、或る意味二人の響きには調和があります。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


SACDハイブリッド盤ですが、それらしい音響的な特徴は少ない録音かもしれません。

ただし奥行き感はかなり自然で立派なものがあり、存在感が低くとも、チェロが位置的にはピアノの前で演奏されている事を感じさせる音場再現です。(スタジオ録音なので実際にはどうか分かりませんが...)

音の広がりも十分感じられ、時折はチェロの胴鳴りらしき低音の波動も感じられます。

しかしながらどちらかと言うと淡々とした録音のようにも感じなくもないです。


(画像をクリックしていただくと、HMVの当該サイトへリンクしています)