cogito ergo sum Walter Mnatsakanov指揮

Belorussian Radio and TV Symphony Orchestra

(ベラルーシ放送交響楽団)

Minsk Chamber Choir

(ミンスク室内合唱団)


1995年録音

レーベル:Delos






演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


発売された順番としては第2集となる本アルバムは、『シベリアの奥地に赴任させられたレニングラードの若い女性教師を描く当世風の筋書きを音楽によって劇的に表現した』ものだそうですが、20代半ばのショスタコーヴィチの意欲的な作品だと思います。

最も短いものは10秒、最も長くて8分弱の29曲からなる映画音楽ですが、ショスタコーヴィチらしさを感じる楽曲も多く、創意と工夫とが感じられます。

演奏はとても熱がこもっており、技術的には完璧とまでは言えないとしても、耳慣れない楽曲を十二分に楽しませてくれます。

合唱やオルガンなど、使用楽器も多岐にわたっており、かなり楽しめる楽曲だと思います。


録音 ☆☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


実在感、臨場感のすこぶる高い録音には、十二分に感じられる温度感もあります。

音の粒立ちも上々なのですが、特筆すべきはその切れや立ち上がりの素晴らしさです。

定位も殊のほか明瞭で、楽器の質感や奏者の表情までをも思い浮かばせる録音は、音響的にも十分楽しめる仕上がりになっていると思います。


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