Beethoven - 弦楽四重奏曲 第 8番ホ短調 作品59-2
Mozart - 弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調 K.428 (421b)
Webern - 弦楽四重奏のための5つの楽章 作品5
Webern - 弦楽四重奏のための6つのバガテル 作品9
2010年録音
レーベル:Myrios Classics
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(評価は5つ星が満点です)
クラシックを聴き始めた最初の頃は、交響曲ばかりを聴いていて、室内楽曲はちょっと苦手でもありました。
ハーゲン四重奏団の都会的で洗練された演奏に触れて以来、室内楽曲もそれなりには聴くようになったのですが、そんな彼らの久々の新譜です。
結成30周年のハーゲン四重奏団は既にベテランの領域、超メジャーな範疇だと思いますが、少し線が細いながらも都会的に洗練された演奏スタイルは健在です。
見事なアンサンブルには隙がなく、高度に完成された弦楽四重奏団との印象も与えます。
モーツァルトの16番に関しては、かなり独自の解釈で展開しているように感じられ、いきなりの弱音、スローテンポで始まる16番は、そのデュナーミク、アゴーギクの掛け方、そもそものテンポ設定からも、モーツァルトらしさを感じさせない独自の演奏で、私にはちょっとやり過ぎに思えますが大変ユニークです。
ただ、思いつきで演奏している様相はなく、ユニークな解釈ながらもアンサンブルは完璧に仕上げています。
ウェーベルンは今まで殆んど聴いた事もなく、ここに収めたれた2曲とも初めて聴きますが、とても短い、「断章」と感じられる楽章からなる楽曲には、現代音楽の様相満載ですが聴きやすさもあるから不思議です。
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(評価は5つ星が満点です)
SACDハイブリッド盤です。
優秀な録音のSACDを聴いた際にはいつも感じるのですが、「背景の静寂」と言う言葉を抱かせない自然な音場が魅力的で、あくまでも自然な見通しの良さと音場再生です。
鮮やかな音の輪郭や立ち上がり、切れの中に、適度な緊張感も感じられますが、鋭利に過ぎないのも魅力的。
低域の量感に「低音好き」の私としては若干の物足らなさを感じますが、それは演奏スタイルかもしれません。
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