ピアノ三重奏曲 第 1番 ニ短調 作品32
ピアノ三重奏曲 第 2番 ヘ短調 作品73
2010年録音
レーベル:Tudor
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
たっぷりロマン派なアレンスキー、マーラーとほぼ同じ歳(1歳年下)であることを考えると、世紀末を感じさせない穏やかな詩情が聴いていて安心感を感じさせたりします。
第1番は素朴さを身上としたロシア風ドヴォルザークと言った感触ですが、第2番にはより洗練されたセンスも感じますし、富裕層に生まれた品の良さがあるのかもしれません。
演奏も心のこもった素晴らしいものですが、少しヴァイオリンの存在感に対して、ピアノやチェロの主張が低く、音楽とは関係ないのですが、ヴァイオリニストのブレス音がかなり耳に付いたりはします。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
以前に聴いたショスタコーヴィチの三重奏曲でもそうでしたが、ヴァイオリンは左、チェロは右とセパレーションがはっきりし過ぎていて、聴き始めには違和感があります。
実在感はすこぶる高く、温度感も場の雰囲気も十分伝わってくる録音で、木質系の響きを楽しめますが、奥行き感に関しては今一歩かもしれません。
はっきりし過ぎのセパレーションは、ちょっと今時の録音にはないステレオイメージを不必要に強調する結果となり、自然さが損なわれているようにも思います。
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