cogito ergo sum Christoph Von Dohnányi指揮

Philharmonia Orchestra

(フィルハーモニア管弦楽団)


2009年録音(ライヴ)

レーベル:Signum


ドホナーニ&フィルハーモニア管によるブラームスの交響曲1&3番の2枚組アルバムのDisk1です。





演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


3番とは異なり、かなり重厚で堂々とした演奏です。

しかし、ちょっと力任せ的な処、或いは乱暴に感じる処もあり、アンサンブルに丁寧さが感じられません。

部分的にはとても上手く謳い上げているようにも聴こえますが、管楽器群の音量のバランスの悪さ、ティンパニの打撃の不必要な激しさが、全体として整理されていない印象を与えているのではないかと思います。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


場の雰囲気を感じさせる温度感はありますが、録音そのものが上手く音を整理していないように感じます。

迫力もあり、低域には重厚さを印象付けるボリュームもありますが、タイトさが欠けているため、全体としてはすっきりしない暗騒音を感じさせる結果となっていますが、ステージノイズや聴衆ノイズは皆無に近いと思います。

音場そのものは比較的大きく再現されますが、奥行き感や音の見通しが今一歩で、ちょっと古い録音を聴いているような感覚を抱いたりもします。


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