cogito ergo sum Dennis Russell Davies指揮

Bruckner Orchester Linz

(リンツ・ブルックナー管弦楽団)


第1稿(1884-1887年版)


2004年録音(ライヴ)

レーベル:Arte Nova






演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


滅多に演奏される事のない第1稿でのリリースですが、デイヴィスのブルックナー・チクルスは4番も第1稿でのリリースでしたね。

4番同様、ディヴィスの演奏は、第1稿でも私には余り違和感がないからちょっと不思議です。

全体にテンポは早目と言って良く、特に第2楽章はかなり早いと感じます。

ライヴですので仕方ありませんが、部分的にはアンサンブルにも綻びがありますが、それでも上出来と言って良い演奏ぶりで、ブルックナーの名を冠したオケの自負も感じられます。

ただ、明朗で軽い足取りにも感じられる第8番は、かなりユニークとも感じられますし、好みははっきりと分かれる版、演奏ではないかと思われます。(私には面白かったですが...)


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


皆無とは言いませんが、ステージノイズも聴衆ノイズも少なく、奥行き感もCDフォーマットとしては十分です。

左右への広がりもまずまずですが、音の見通しには少しもやっとした印象もあり、鮮やかさは控えめです。

低域には適度な量感が感じられますが、締まり具合は今一歩かもしれません。


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