Saarbrücken Radio Symphony Orchestra
(ザールブリュッケン放送交響楽団)
交響曲 第 0番 ニ短調
弦楽五重奏曲~弦楽合奏版によるアダージョ楽章
(スクロヴァチェフスキ編曲)
1999年録音
レーベル:Oehms
スクロヴァチェフスキ&ザールブリュッケン放送響との00番、0番を含むブルックナー交響曲全集12枚組ボックスセットのDisk2です。
録音年順に聴いて行っています。
Disk6 交響曲 第 4番 変ホ長調 「ロマンティック」 もご参照下さい。
演奏 ![]()
![]()
(評価は5つ星が満点です)
0番はかなり聴き応えのある演奏ですが、少し冗長さを感じさせる部分もある事は否定できません。
後期の交響曲を彷彿させようとしてか、かなり迫力、スケール感を訴求しているようにも感じられますが、或る意味それは成功もしていると感じます。
オケの音色も今まで以上に艶やかで、フィナーレに関してはかなり素晴らしい演奏だと思いますが、管楽器群に関してはやはりまだ一流オケとの差を感じさせます。
スクロヴァチェフスキの編曲に拠る弦楽五重奏からのアダージョは、ブルックナーの楽曲とは思えないほど厚ぼったく濃厚な雰囲気で、バーバーの「弦楽のためのアダージョ」をかなり意識しているんじゃないかと感じます。
少しやり過ぎと思えるほど謳い上げる様相が鼻に付きますし、安っぽく感じてしまいます。
録音 ![]()
![]()
(評価は5つ星が満点です)
今までの録音より一皮むけた印象を持ちましたが、気分の問題かも知れません。(笑)
全体に艶やかさが感じられ、定位に関してはそれほど明確ではありませんが、実在感や奥行き感は良好です。
背景の静寂感も相当高く、漆黒の静けさを感じさせます。
弦楽合奏によるアダージョに関しては、かなり長めの残響を意図的に演出しているようにも感じられます。
迫力があるとさえ言って良いアダージョは、音の厚みも相当なもので、これまたやり過ぎ感を否めません。
(画像をクリックしていただくと、HMVの当該サイトへリンクしています)
私は全集を購入しましたが、0番も単独のアルバムとして販売されています。
(下記画像をクリックしていただくと、HMVの当該のサイトへリンクしています)

