cogito ergo sum Raphael Chrétien (vc)

Franz Michel (p)


チェロ・ソナタ 第 1番 H.277

チェロ・ソナタ 第 2番 H.286

チェロ・ソナタ 第 3番 ハ長調 H.340


2001年録音

レーベル:Dapheneo





演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


軽妙洒脱なマルチヌーのイメージを変える、とても男性的で力強い演奏です。

チェリストのRaphael Chrétienは1972年パリに生まれた演奏家ですので、まだまだ若手なのかも知れません。

少し擦過音系の響きですが、実に堂々とした演奏で、細かなニュアンスをもっと詰めてくればかなり期待できるチェリストになるのではないかと思います。

Franz Michelに関してはネットをざっと捜したところでは何も分からなかったのですが、Chrétienを引き立てながらも、同じく力強さを見せる好伴奏を繰り広げていると想います。

多少重く、その分情熱的とも言える演奏には、マルチヌーの持つ違った魅力を教えてくれる楽しさがあります。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


チェロ・ソナタとしては十分に左右に響きは広がる録音で、奥行き感も上々です。

音の粒立ちも悪くなく、奏者のブレス音も時に聴こえる精細さは、チェロの微妙なニュアンスを伝えてもくれます。

ピアノの響きにも十分な質量と煌びやかさが感じられ、時折迫力すら感じられる実在感も備わっています。


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