cogito ergo sum Fitzwilliam Quartet


弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 作品122

弦楽四重奏曲 第12番 変ニ長調 作品133

弦楽四重奏曲 第13番 変ロ短調 作品138


1977年録音

レーベル:DECCA


フィッツウィリアム四重奏団によるショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲全集のDisk5です。



Disk1 Shostakovich - 弦楽四重奏曲 第1番 / 第2番

Disk2 Shostakovich - 弦楽四重奏曲 第3番 / 第4番

Disk3 Shostakovich - 弦楽四重奏曲 第5番 / 第6番 / 第7番

Disk4 Shostakovich - 弦楽四重奏曲 第8番 / 第9番 / 第10番

もご参照ください。


演奏 ☆☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲も後半になるとかなりミステリアスで現代音楽的な様相が高まりますね。

フィッツウィリアム四重奏団の演奏も、その様相を効果的に伝えるかのような切れのあるダイナミックな演奏になっているように感じます。

デュナーミクやアゴーギグのタイミングが、各奏者間で完璧に同期している処が特に素晴らしいです。

又、とても機敏で繊細な表現でありながらも、背景には余裕を感じさせる、或いはショスタコーヴィチの音楽を心底楽しんでいる雰囲気も感じさせてくれます。


録音 ☆☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


元々良好な録音レベルのこの全集ですが、更に一皮むけた印象を受ける鮮やかさを感じます。

音の粒立ちや切れは、CDフォーマットとしては最上級の素晴らしさで輪郭を形成し、温度感も躍動感もとても高く、艶やかで滑らかな弦の響きはとても素晴らしいです。

定位も自然な範囲で良好で、左右への広がりも感じられます。

ボウイング時の暗騒音まで明確に聴きとれる高精細さもありますが、それがとても場の雰囲気を高めてもいると思います。


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