cogito ergo sum Morten Schuldt-Jensen指揮

Trine Wilsberg Lund (S), Bettina Ranch (A),

Min Woo Lim (T), Dominik Königer (Bs)

Immortal Bach Ensemble(イモータル・バッハ・アンサンブル)

Leipziger Kammerorcheter(ライプツィヒ室内管弦楽団)


ミサ曲 第 5番 変イ長調 D.678

マニフィカト ハ長調 D.486


2009年録音

レーベル:Naxos



演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


長調で書かれている事もあってか、楽想は明るく穏やかで、荘厳さを殆んど感じさせないミサ曲、とても身近に、そして改まることなく接せる楽曲だと思います。

古典派の雰囲気が高く、部分的にはバロック的なモチーフも含まれる楽曲は、朗らかだと言って良い演奏によって、陽だまりの暖かさと優しさが感じられます。

宗教曲でありながら、構えずに聴く事が出来るだと思います。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


音場そのものは広く再現され、特に左右への広がりを感じますが、奥行き感は物足りない印象です。

録音にも穏やかさが感じられ、殊更音の粒立ちや輪郭を明瞭にしていないのは狙いなのかもしれません。

宗教曲らしく残響は程々ですが、その残響が少し音をマスクしているような印象もあり、見通しは並程度。

定位も良好で、低域~高域への繋がり、バランスも悪くはありませんが、音響的には余りこれと言った美点を挙げる事は出来ない録音かも知れません。


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