プレリュードとフーガ 第 5番 変ホ長調 K.404a-5
ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
プレリュードとフーガ 第 4番 ヘ長調 K.404a-4
2010年録音
レーベル:Chandos
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
プレリュードとフーガは、バッハのオルガン・ソナタBWV526、527、そしてフーガの技法を題材とした楽曲で、モーツァルトもしっかりバッハを勉強していたんだなぁと感じさせます。
演奏はとても落ち着きのある穏やかなものですが、必要以上に厳かさを演出しないのは、バッハをモチーフとしながらも、やはりモーツァルトの楽曲だからでしょうか。
ディヴェルティメントにも、その演奏スタイルが踏襲されていて、「愉悦」と言うよりはゆったりとくつろぐ時間を提供してくれているかのようです。
流れる様にではなく、一音一音を丁寧に、明確に演奏するエルミタージュ弦楽三重奏団は、快活と言うよりむしろ思慮深いモーツァルト像をイメージとして抱かせますが、決して聴いていて肩が凝る様なものではなく、ゆったりとくつろげる演奏だと思います。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
ヴァイオリンの響きと、ヴィオラ、チェロの響きには若干ですが質が異なる様な印象があります。
潤いと張りの感じられるヴァイオリンに対して、ヴィオラ、チェロは少し奥に引いた感じで、音の輪郭も少し明瞭さが足りない気もします。
しかしチェロの朗々とした響きは十分捉えており、定位の明確さもあって、織り成されるアンサンブルは上質に感じられる穏やかな録音だと思います。
静寂感も十分ですが、木質系ではあっても、燻し銀のような雰囲気をその背景に感じたりします。
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