Symphonieorchester Des Bayerischen Rundfunks
(バイエルン放送交響楽団)
リンツ稿/ノーヴァク版
1999年録音(ライヴ)
レーベル:Br Klassik
マゼール&バイエルン放送響による0~9番までのブルックナー交響曲全集のDisk1です。(全集は11枚組)
順番は無作為に聴いています。
もご参照下さい。
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
第1楽章冒頭から、期待を裏切らない素晴らしい出来栄えですが、全体を通じて完璧とまでは言えないのが少し残念です。
最初期の交響曲とは感じさせない雄大さを印象付ける演奏には、マゼールがこのシリーズで見せている明晰な楽曲の把握が背景にあると思わせます。
少し金管群の咆哮に粗さが感じられたり、ゆったり目の第1楽章、第2楽章に比べ、第3楽章が少し早目で流されている様子などに残念な思いをしたりもしますが、ユニークでありながらも説得力がある演奏だと思います。
この全集は0番~9番まで順番通りに演奏/録音されているようですので、この1番はチクルス2回目となるのですが、オケの反応がマゼールの期待を全うできていないようにも感じます。
しかしそれでもオケの団員は、マゼールの目指すものを現実化しようと真剣に取り組んでいるように感じられますし、きっとマゼールって怖いんでしょうね、オケのメンバーが背筋を伸ばして演奏しているようにすら感じます。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
この1番もライヴの一発録りのようですが、とても実在感が高く、割と何度も聴こえる聴衆ノイズが最初に聴こえる前から、コンサート会場で聴いているかのような気持ちにさせてくれます。
見通しも良好で、音場再現は左右へは勿論、上方向へも伸びやかで、定位の良さも特筆出来ます。
弦楽群の艶やかさ、木管群の鮮やかさも必要十分なレベルで美しい響きを楽しめます。
(画像をクリックしていただくと、HMVの当該サイトへリンクしています)
これをXDS1で聴いてたらもっと素晴らしく感じたんでしょうね...。(まだ立ち直れていません)
