幻想曲 イ短調 BWV 922
幻想曲とフーガ イ短調 BWV 904
前奏曲とフーガ ヘ長調 BWV 901
最愛の兄の旅立ちに寄せるカプリッチョ BWV 992
前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV 998
アダージョ ~ ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 BWV 968より
前奏曲と小フーガ ト長調 BWV 902
前奏曲とフーガ イ短調 BWV 894
イタリア風アリアと変奏 イ短調 BWV 989
2009年録音
レーベル:Aparte
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
冒頭から疾駆するチェンバロのパッセージは、フィンランドのメタルバンドSONATA ARCTICAを彷彿とさせます。
とても気骨のある思いきった演奏のように感じられ、確かにバッハの楽曲なのですが、何やら現代的なアプローチのような気がしますし、かなり男性的な響きです。
本来強弱を付ける事が構造上出来ないチェンバロですが、その制約を何とか打ち破ろうと鍵盤をたたきつけるかのような弾き方に感じられ、その雰囲気がメタルを連想させるのかもしれません。
それでも乱暴な演奏と言う印象もないから不思議です。
貸出試聴機のXDS1で聴いていますので、評価はいつも以上にあてになりません![]()
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
チェンバロのソロなのに押し寄せるような怒涛の音響に酔う事が出来るのは、XDS1の賜物でしょうか。
とても煌びやかな響きには、チェンバロの弦、一本一本の震えが感じられるほど精細です。
時折聞こえるダンバーで弦を押える時の音や、それ以外の木のl軋み音などで分かるとても長い残響が印象的ですが、チェンバロの響きがその残響に呑まれてしまう事も一切ありません。
力奏するルセの姿、時折は腰を浮かしてまで鍵盤を力一杯抑え込むかのような姿さえ想像できる実在感が感じられ、左右いっぱいに広がる響きと相まって、オーディオ機器のもたらす愉悦を享受できます。
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