cogito ergo sum Theodore Kuchar指揮

National Symphony Orchestra of Ukraine

(ウクライナ国立交響楽団)

舞台管弦楽のための組曲

(ジャズ・オーケストラのための第2組曲)

ロシアとキルギスの主題による序曲 作品115

ジャズ・オーケストラのための第1組曲

ノヴォロシスクの鐘 作品111b

祝典序曲 イ長調 作品96

2004年録音

レーベル:Brilliant Classics


ショスタコーヴィチの楽曲を少しでも幅広く聴きたいと思い購入したもので、ジャズ組曲その他と、バレエ音楽集からなる2枚組CDのDisk1です。


演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


舞台管弦楽のための組曲は、ジャズ組曲と言うには余りジャズのテイストがない気がします。

全体に明るく親しめる楽曲が並んでいますが、ショスタコーヴィチならではと言えるような処も感じられず、少し期待外れと言っては言い過ぎですが、他の演奏を何種も買い求めるような事もないと思います。

第1組曲はそれなりにジャズの雰囲気はありますが、ソロ楽器の扱いなどにその傾向が見える程度で、シチェドリンの「管弦楽のための協奏曲第1番:お茶目なチャストゥーシュカ」 の様な楽曲を期待していたのですが、この楽曲もそれに応えてくれるような曲ではなかったです。

結果的には祝典序曲の端正な演奏のみが印象に残ったDisk1でした。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


しっかりとした静寂を背景とした、音響的な派手さを訴求しない穏やかな録音だと思います。

「ジャズ・オーケストラのための第1組曲」のみ印象が少し異なり、かなりの温度感と鮮やかさを感じますが、それでもオーディオを心底楽しめるようなレベルの録音とは言えないかもしれません。

バランスも見通しも良いのですが、鮮烈さがかなり物足りない印象もあります。

それもで決して悪い録音ではないと思います。


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