弦楽四重奏曲 第 8番 ハ短調 作品110
弦楽四重奏曲 第 9番 変ホ長調 作品117
弦楽四重奏曲 第10番 変イ長調 作品118
1977年録音
レーベル:DECCA
フィッツウィリアム四重奏団によるショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲全集のDisk4です。
Disk1 Shostakovich - 弦楽四重奏曲 第1番 / 第2番
Disk2 Shostakovich - 弦楽四重奏曲 第3番 / 第4番
Disk3 Shostakovich - 弦楽四重奏曲 第5番 / 第6番 / 第7番
もご参照ください。
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
フィッツウィリアム四重奏団は完全にショスタコーヴィチをモノにしている印象ですね。
第8番は、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲で最も有名だと思いますが、第9番、第10番と共に、関連性と近似性を感じさせる三部作のように私は感じます。
その三部作を(勝手に三部作に決めつけてる...)とてもバランスのとれた大人の演奏で聴かせる演奏は、必要以上に緊張感を誇張しないものですが、その分奥深い情感をも伝えてくれます。
円熟期に書かれたこれらの弦楽四重奏曲には、交響曲では見られないショスタコーヴィチの私的な視線が感じられるのですが、まだまだ私にはその視線の先は良く分からないです...。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
定位も良く全体に豊かさを感じる録音で、音の輪郭もしっかりとしています。
木質系の穏やかさも備えており、聴き心地は抜群と言ってもいいのではないかと思います。
上方向への伸びやかさは物足りないのですが、左右への響きは柔らかく広がる印象です。
演奏スタイルもそうですが、録音も音響的な鮮やかさを訴求するものではなく、深みを感じさせるものです。
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