弦楽三重奏曲 ヘ長調
弦楽三重奏曲 ト長調
弦楽三重奏曲 イ長調
弦楽三重奏曲 第 1番 変ホ長調
弦楽三重奏曲 第 2番 ニ長調
弦楽三重奏曲 第 3番 イ長調
弦楽三重奏曲 第 5番 ハ長調
2010年録音
レーベル:Hungaroton
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
ヨーゼフ・ハイドンの友人で、コヴェント・ガーデンの座付きを務めるなど、生前英語によるオペラがいくつか大当たりを出したイギリスの作曲家ウィリアム・シールド(1748-1829)、らしいです。
これまたお初の作曲家ですが、どっぷり古典派なので或る意味安心して聴いていられます。
ただ、全体的に素朴と言うか、ちょっと展開の深みなどに物足らない感じは受けてしまいます。
番号付きの三重奏曲になると、少し構成感や施された工夫も感じられますが、終楽章での展開が割とあっけなかったりと、やはりハイドン、モーツァルトなどの古典派の巨人と比べると聴き劣りもする印象です。
このアルバムに収められてい楽曲は世界初録音だそうですが、比較的単純に思える楽曲に対して、演奏には少し余裕が足りないと言うか、妙味を感じさせる展開が今一歩と言うか、ヴァイオリンの主張に対して、ヴィオラやチェロの存在感が薄い気もします。
それは楽曲そのものの問題かも知れず、番号付きの三重奏曲になると少し全体のバランスは良くなりますが、どうも素直に素晴らしい演奏とは言えないのが残念です。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
残響は若干控えめで、それが目の前で演奏されているように感じる実在感と温度感を与える結果ともなっています。
ただ、音場は少しこじんまりとしていますし、音場が全体的に僅かに右に拠っているように感じましたが、これは機器の調子のせいかも知れません...。
楽器の質感も感じられる録音ですが、低域の豊かさは物足らないレベルで、艶やかさや滑らかさももう少し欲張りたいと感じる処もあります。
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