cogito ergo sum Eliahu Inbal指揮

Wiener Symphoniker(ウィーン交響楽団)

1990年録音 レーベル:DENON

インバル&ウィーン交響楽団とのショスタコーヴィチ交響曲全集を

順番は無作為に聴いています。

10番は11枚組のボックスセットのDisk8です。

Disk4 交響曲 第 4番 ハ短調 作品43

Disk6 交響曲 第 7番 ハ長調 「レニングラード」 作品60

Disk10 交響曲 第11番 ト短調 「1905年」 作品103

Disk2 交響曲 第5番 / 第2番

もご参照ください。


演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


堂々としていて落ち着きのある演奏で、楽曲に対する丁寧さも殊のほか感じられる響きには、「上手さ」を印象付ける一面もあります。

どうやらインバルのショスタコーヴィチは、「高い緊張感」ではなく、楽曲を堪能するための「落ち着き」が主題となっているようですが、この10番では特にそれが感じられ、「じっくり10番を堪能して下さい」と言わんがばかりです。

個人的にはまるで剃刀の刃の上を歩くかのような緊張感と切れ味をショスタコーヴィチの楽曲では楽しみとしている傾向がありますが、仄かに柔らかく、十分落ち着いたショスタコーヴィチも又魅力的ではあります。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


左右への音の広がりは十分です。

しかし、全体的に見通し感がやはり悪く、演奏スタイルからか音の輪郭や切れ、立ち上がりには鮮やかさがない印象を受けますが、響きそのものは木質系の柔らかさを伝えてきます。

高さも余り感じられないのですが、定位は明瞭で全体のバランスは十分整っていると思います。


(画像をクリックしていただくと、HMVの当該サイトへリンクしています)



10番単独のアルバムも販売されています。

(下記をクリックしていただくと、HMVの当該サイトへリンクしています)

cogito ergo sum