Paul Watkins指揮
English Chamber Orchestra(イギリス室内管弦楽団)
Glière - ハープ協奏曲 作品74
Debussy - 神聖な舞曲と世俗的な舞曲
Mozart - フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299
William Bennet (fl)
2010年録音
レーベル:Signum
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
2007年から英国王室、英国皇太子(HRH The Prince of Wales)のオフィシャル・ハーピストとして活躍中の若き女流ハーピスト、クレア・ジョーンズのコンチェルト・アルバム、だそうです。
グリエールは、ロシア帝国末期からソ連建国期に活躍したウクライナ生まれの作曲家だそうですが、私にとっては全くのお初作曲家です。
ハープの響きをとても効果的に用いた(ハープ協奏曲だから当たり前?)美しい映画音楽をイメージさせる楽曲ですが、技巧的にもかなり難しいんじゃないかと思ったりもします。
ドビュッシーの楽曲も内容的にはハープ協奏曲と言って良く、彼らしい抽象的で漂うような美しさを感じさせる楽曲です。
そしてお馴染みのモーツァルト、とても瑞々しくも溌剌とした演奏で、フルートとハープのバランスが絶妙と言えます。
全体的に上品な華やぎと共に、明るい若さが感じられる演奏でありながらも、音楽を大切に楽しんでいる姿が感じられる、とても好感が持てる演奏です。
ただ、ちょっとフルートはヴィブラートを掛け過ぎかなぁって思ったりもしますが...。
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
小編成でありながらとてもワイドな音場再現で、高さも十分感じられる再生音は、部屋の容積が狭いと意識させるほどの躍動感を伴って展開されます。
立体的な実在感も感じられ、スピーカーから手前にせり出して聴こえてくるような印象を受けるほどです。
音の輪郭も明瞭で、グリエールやドビュッシーでは低音の豊かさも特筆できるレベルです。
主役のハープは指先の爪弾き具合さえ見えるような、リアリティ溢れる優れた録音だと思います。
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