cogito ergo sum 今までスピーカーはフローリングの床に直接設置していました。

床暖房が入っているマンションなので、そのフローリング材は極めて柔らかく、スピーカーの再生音に余り良くないとは思っていたのですが、カンタベリーはそこそこ大きなスピーカーなので、サイズ的に丁度良いボードも余り市販されておらず、どうしようかと思っていました。


大理石や御影石の寸法切断も考えたのですが、かなりの厚みと重みになりそうで躊躇していたところ、デュポン社のコーリアンと言う人工大理石がオーディオボードとしても結構使われている事をネットで発見しました。


効果のほどはネットでは賛否両論のようですが、寸法切断をかなり割安でしてくれるお店も楽天で見つけたので、注文してみました。


厚みは12mmですので、サイズ(705×480)からするとかなり薄い感じですが、その分不必要に重くもありません。

そして肝心の音質の変化ですが、ケーブル・インシュレーターとの同時設置でしたので、総合効果として印象です。


・音の見通しがすっきりし、音場の透明度が高まりました。

・奥行き感がかなり向上し、左右への響きの広がりもワイドになった気がします。

・聴衆ノイズなどが以前よりも明瞭に聴こえるようになったのですが、そのノイズにリアリティが加わりました。

・残響の響きがとても美しくなり、艶のある残響が綺麗に残る感じです。


恐らくは今まで柔らかな床に置いていたことから、音の輪郭に滲みがあったのではないかと思われ、コーリアンをボードとして導入し、アルミ素材のケーブル・インシュレーターを使う事で、その滲みが取れたように感じます。


心配していた低域の量感減退はなく、今まで以上のタイトさと直接的な波動で感じられるようになりました。

高域には凛とした分解能が感じられ、全体的にいわゆるHiFi感 (High Fidelity/高忠実度、高再現性)が高まった印象もあり、これまた心配していたハイ上がりできつい高域の再生とはなっていません。


ただ高域、低域の質感の向上に対して、中域の滑らかさや豊かさに関してはまだまだ詰める部分があるように思われ、木質系の中域の艶やかさを今後どのように増やすかが課題になりそうです。


コーリアンは1枚¥12,800.-でした。(色調はブラック・クオォーツ)

大日化成工業さん で寸法切断(四方30R)をメールで見積もりをお願いしてから注文させて頂きましたが、とてもすばやく丁寧な対応でした。

宅配業者への配送指示にも心配りが感じられる業者さんで、「安い、早い、親切、丁寧」と全てに満足です。