cogito ergo sum John Neschling指揮

São Paulo Symphony Orchestra

(サンパウロ交響楽団)


2008年録音

レーベル:BIS








演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


全体に穏やかさを感じさせる丁寧な演奏だと思います。

「噴水」は特にそうですが、「松」や「祭」でさえもベースには大人のアプローチと言うか、変に華やかさやスペクタキュラーさを誇張しない節度ある演奏のように感じます。

それはそれでとても好感が持てるものですが、一味足りない印象も拭えません。

響きの陰影が薄い感じがして、楽曲の持つ本来の魅力を余り出しきれいてないようにも感じますが、ローマ三部作はこのアルバム以外はムーティ&フィラデルフィア管の84年の録音しか持っていませんし、滅多に聴かないので余り良く分かっている訳ではありません...。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


SACDハイブリッド盤ですが、鮮やかさが印象に残るような録音ではありません。

比較的残響が多いように感じますが、それが奥行き感を増す効果はあるものの、残響により響きの輪郭が薄れているようにも感じられ、立ち上がりの俊敏さや切れも薄い気がします。

低域の響きにも若干締りが足りない印象もあります。


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